恵矢の朗読ライブPIECES vol.2 閃光 ライブレポート

恵矢の朗読ライブPIECES vol.2 閃光 ライブレポート

2015年08月18日(火)

2015年7月4日(土)PIECES vol.2 閃光 ライブレポート 
たいへん遅くなりました。
言い訳に過ぎませんが、来年出版されるドイツ語小説の翻訳の締切と重なり、
ライブレポートが伸び伸びになってしまいました。

この日も満席となり、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
この日は、閃光だけではなく、人生で体験したり目にする様々な光をテーマにしました。
詩人のbnorikoさんを共演にお迎えし、珍しい詩人ふたりのコラボもお届けいたしました。

第一部 恵矢
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どれだけ伝えようとしても伝わらない時、言葉がなくなり、20150704001 (1)
目と目がにらみ合い、蛍光灯が切れて、チカチカ痙攣している。
その喧嘩の始まり。



20150704koe1日本に暮らす人にとって、夏には閃光、原爆、戦争のイメージがあります。
ミズヲクダサイ、ミズヲ
その声がずっと聞こえてきたような気がします。
『声』という詩では、インプロビゼーション(即興)を詩に挿入し、
原爆を体験したかつての少女、亡くなったお兄さん、
ふたりのお母さんの会話を入れました。

20150704koe2 ミズヲクダサイ、ミズヲ

その声がもう聞こえない。



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他に物語詩「青いヨーヨー」や、その人がその人である「しるし」について書いた「しるし」
などを朗読&パフォーマンスいたしました。




第二部 noriko
20150704noriko2

 norikoさんは表情が0.5秒もかからずに、
 すっと変わっていきます。


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  ある時は強く、ある時はこらえ、
  ある時は泣きそうな表情になり、
  そして微笑む。


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第三部 恵矢
PIECESでは、毎回宮沢賢治の『原体剣舞連』という詩を言語造形ムーブ朗読しています。
朗読家として、稽古しても稽古しても飽きない奥の深さを感じ、どこまでも追いかけていきたい。
そんな深さや大きさを持った詩はなかなかありません。宮沢賢治の詩はまさにそんな詩です。

20150704haratai1 20150704haratai2





第四部 noriko&恵矢
今回のライブの見せ場、ふたりの詩人のコラボパートです。
詩人がこのようにお互いの詩を二人で読んだり、同じ舞台に同時にあがることは、
珍しいのではないでしょうか?

20150704ai
 わたしの無題の詩を二人で、
 舞台を動きながら、読みました。





次はnorikoさんの詩「体内の水」をわたしが朗読家として、朗読いたしました。
朗読家としては、いい詩を読むと、声に出したくなるのです。

この日の最後の詩「石」です。
20150704ishi1 これは二人が、「石」をテーマにそれぞれ書いた詩を、
交互に読んでいきました。

  



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 二つの詩が同じ舞台を、交互に語られ、
 二つの世界が、交錯していく様子。

20150704ishi3


 


norikoさんは普段はライブハウスでの朗読が多く、
マイクがあるため、動いての朗読は初めて、
とのことでしたが、座ったり、後ろの壁までバックしていったり、
迫力と心の震えをかねあわせた素晴らしいパフォーマンスでした。

『石』の共演も、終わったとき、一瞬、お客様がシーンとして、
その空白に私は心を打たれました。なかなか体験することのできない、
間合いだったからです。

ご来場のみなさま、ありがとうございました!
voice voice voice
☆ ぞくぞくしました。
☆ 素晴らしかったでうす。身体ひとつでこれだけ表現豊かにできるんだ!と思いました。
☆ 声の粒、音の粒、ひとつひとつに、色、光、かげなどの質感を強く感じました。夏にはこんなに様々な光があるのですね。
☆ 狭い四角い部屋の中が、広くどこまでもつづく世界になった。自分の中にも詩があふれているのを感じた。
☆ 四部それぞれが素晴らしく、お二人が各々、別の糸がひとつの織物をなすようで、美しく力強く・・・素晴らしかったです。

次回は9月5日(土)19:00-20:15『くもり、のち晴れ』
日常の私たちをテーマの一晩。
私たち普通の人間、って面白い。
私も今までの二回とは異なるタイプの散文詩をお届けします。
新しい詩も3篇、書き上げました。

コタニケンイチさん(歌&ギター)が、ギターでわたしの詩のいくつかを彩ってくれます。
塚本紗知子さん(絵)は、会場を大きなスケッチ、様々な作品で命を吹き込んでくれます。
お申し込みが入り始めました。どうぞお早めにご予約ください!


お届けした詩
第一部 恵矢

無題 3篇(恵矢)
声 (恵矢)
罠 (小池昌代)
しるし(恵矢)
青いヨーヨー(恵矢)
無題 3篇(恵矢)

第二部 noriko
norikoさんがご自分の詩を朗読

第三部 恵矢
原体剣舞連 (宮澤賢治)

第四部 noriko&恵矢
無題(恵矢) noriko & 恵矢
体内の水(noriko) 恵矢
石(noriko/恵矢) noriko&恵矢



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