言いたいことがまとまらない、伝わらない ~それを助けてくれる子音~
2015年11月22日(日)
言いたいことがまとまらない、伝わらない
今日は素話から少し離れて、言いたいことがはっきり言えない。
今日は素話から少し離れて、言いたいことがはっきり言えない。
言いたいことがまとまらない時に、助けてくれる子音について、
お伝えします。
言いたいことが言えない。
言いたいことが言えない。
よくあることですね。
それには三つ、原因があります。
それには三つ、原因があります。
1 立場上、言えない
1つ目は、立場上、言いたいことはあるけれど、言えない。
これは身の処し方なのですが、
ずっと言えないままでいると、
自分のいる場所がなくなってしまいます。
どこかで、言いたいことを言う決意をしなければならない。
そんな時が来ると思います。
2 まとまらない
2 まとまらない
2つ目は、言いたいことがまとまっていない場合。
ご自分でも、何が一番いいたいのか、
実は明瞭ではない場合です。
3 伝わらない
そして三つ目が、言っているのだけれど、伝わらない。
二つ目、三つ目を変えていってくれる音があります。
「K」の子音です。
日本語では「か、き、く、け、こ」
ご自分で迷いが多い。何が大切か、わからなくなる方は
立って、このレッスンをしてから、
何が言いたいことか、何を決めなければならないのか、
考えてみてください。
~~~Kのレッスン~~~~
立って、足踏みをします。
この時、足踏みといっても、かかとで地面を蹴るように
ドンドンドンと鋭角に蹴ってください。
その動きに合わせて「かあ、かあ、かあ」と
大きな声で言ってみてください。
言い終わったら最後にぴたっと、身体を止めてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Kの音について
Kという子音には、構造をはっきりさせる力があると
シュタイナーが伝えています。
それってどういうことかと、考えながらレッスンをしてきました。
本質的なことと非本質的なことをより分ける力なのではないかと思います。
本質的なことと非本質的なことをより分ける力なのではないかと思います。
何が大事か、決めかねている。
だから言いたいことがはっきりしない。
それは、これも、あれも、それも、大事と思ってしまって、
一つに決められない状態です。
そんな時、この練習文をすると、
一番本質的なこと、一番大事なこと以外を振り落とすような
効果があります。
これをしてから、また考えると、
すっと言いたいことが見つかる。
そんな様子を何度も何度もレッスンで拝見しました。
そんな様子を何度も何度もレッスンで拝見しました。
言いたいことを言っているのに、伝わらない。
そういう方は、文章が複雑であったり、
言い回しがまわりくどかったり、
単純に声が小さかったり、言葉を飲むように話していて、
相手に届かないことが考えられます。
そういう方にも上記のKのレッスンは効果があります。
WORTEでは、お一人ずつの個人レッスンが必修科目であります。
ここではさらに丁寧にお一人ずつの癖、それと取り組める言語造形練習文をお伝えしています。
ここではさらに丁寧にお一人ずつの癖、それと取り組める言語造形練習文をお伝えしています。
やってみたけれど、身体が止まるってわからない。
蹴ることができない方もいらっしゃいます。
2016年度「シュタイナーのことばの音 その基本」で詳しくワークショップをいたします。
少人数でお一人ずつを音から見ていきます。
このレッスンをしてわからなかった方、もっとしたい方は、ぜひトライしてみてください。
開催日 9/17日(土)10:00-16:00(休憩あり)18日(日)10:00-13:00