言葉を深めるもの
太宰治やドイツの詩人パウル・ツェランが言ったことを
時々思い出します。
その代弁として書いているんだ」(言葉通りではありません)と
高校生の頃、太宰治をけっこう読んでいて、
パウル・ツェラン(Paul Celan1920-1970)という詩人は
難破船などから海中に投げる瓶の中に入れた通信のことです。
こちらを知ったのは20代の頃でした。
言葉ってなんだろう?
一昨年翻訳作業を終えて、現在出版社にあずけてある
ルート・レーブ(Root Leeb)さんの小説「HERO」があります。今年出版予定です。
成人した子どもが5人いる大家族のお父さん。
主人公に打ち明けます。
病院内にチャペルもあります)
そのことを意識の片隅に持ったまま、言葉を発する。
小話で日常をテーマにエピソードのレッスンを作り、
そしてどう話すか、をレッスンいたします。
「小話で届けよう、あなた自身」~自分の話し方を見直す~
開催日1/24(日) 2/14(日) 3時間×2回 64.800円 6名定員
話し方教室はたくさんあります。けれどもWORTEのレッスンは一味違います。
セールスではありません。また心理学をベースにしているわけでもありません。
どんなに親切に話しても、どんなに巧みに話しても、
何かを売りたいなどの動機は相手の無意識に必ず伝わり、後味になって残ります。
話すことは自分を贈り物にすること。
それをモットーに2-3分の小話(こばなし)を仕上げます。
小話のネタはふだんの生活から、あるは人生にあったことを選びます。
どんなことをエピソードに選ぶのか。
エピソードの構成は?
エピソードが完成したら、話し方です。
中には語尾が消え入る話し方の方もいます。
自信がなくなって、途中で話すのをやめてしまう方もいます。
「。」なしで、最初から最後まで話す方もいます。
相手との距離など関係なく、大声で詰め寄っていく人もいます。
小話を仕上げる中で、ご自分について、言葉についてたっぷり学ぶことができます。
人と話すとき、どうしたらいいのか。小話を通して、お一人ずつお伝えしていきます。
WORTEの講座で、WORTE生が毎学期(一年は三学期制です)学期の始まりに恒例でしているレッスンです。
毎学期少しずつ違うアプローチで10年以上、行ってきた小話のレッスン。
それを総まとめにして、お届けします。
1/24(日)10:00-13:00 小話のネタ エピソード作り
2/14(日)10:00-13:00 話し方
上記のレッスン料以外、その他の費用はかかりません。
WORTEのレッスン入門のワークショップです。お申し込みにあたっては初めての方を優先させていただくことがあります。
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言語造形人間学について
言語造形人間学は恵矢のオリジナルの造語です。
シュ タイナー夫妻の始めたこと ばの芸術、言語造形を20年間実践し、ことばの音(子音、母音)と身体や動き、意識との関係、人間の成長との関係などを研究してきました。お話を教えるこ と、オリジナルの言語造形練習文を個人レッスンで各自に適応することで、その確実さを確認してきました。言語造形人間学は、シュタイナーの言語造形の精神 が結実したものです。ヴォルテのレッスンは、言語造形人間学に基づいて行われます。またヴォルテの上級クラスでは、集中講義としてその理論の講義を受ける ことができます。