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泣かないで、お母さん vol.3

泣かないで、お母さん vol.3

2016年08月14日(日)
泣かないで、お母さん vol.3
 
夏休みもお盆に入りました。
今年は猛暑、と聞いていましたが、過ごしやすい気がします。
言語造形家の恵矢です。

「お母さん、ってこんなに大変なものだとは思わなかった」
「自分の好きなことを一人ですると、罪悪感がある」

お母さんは休めない
「お母さん」は少しも休むことができないですよね。
お父さんは、ちょっと違う立場。
ちょっとお母さん、疲れちゃったから、
2週間くらい、やめたいんだけど、
なんてできませんよね。

お母さんは成果を認めてもらえない
料理にお皿洗い、掃除に洗濯、夏休みの宿題の手伝い、PTA、
子どもの話を聞いて、泣いて喚く子供につきあって、
子供は言うことを聞かない。
褒められることも、認められることも、
家族からはありません。
何を言っているのか?とおっしゃる方もいるかもしれません。
子供を育てるのは当たり前じゃないか!と。
 
でも私はそうは思いません。
現在は「個」の時代。その中で「お母さん」ほど、それが認められず、
またそれが「個」の成長の大きなチャンスであるものはないと思います。
 
何かあると母親のせい
それどころか、
何かあると「お母さん」のせいにされてしまいます。
それになにより、自分を責めてしまいます。

「自分」が悲鳴をあげている
自分という人間が
「子供たちにとってのよいお母さん」であろうとして
悲鳴をあげている。
ひとり、辛い思いをしている方、
泣いてる方もいらっしゃると思います。
人間としての自分、がだんだんなくなってしまう。
妻であり、母である自分、しかない。

仕事をしている方も多いと思います。
そうすると、一日はあっという間です。
人生で最も大切なもののひとつ、
時間そのものがありません。
主婦の方も、一日中、子供中心に回る生活の中で、
「自分」が悲鳴をあげていると思います。

子供たちはいつか巣立つし、巣立ってもらわないとならないし、
そのとき、自分はどうしているんだろうか?
自分の人生って、なんなんだろう?
でもね、お母さん、泣かないで。
お母さん、という存在をくぐり抜けて、
個を育てていくのは、とても大きなチャンスです。

誰にもわかってもらえないもの そういうものではないということ
厳しいようですが、「お母さん」の大変さは、
家族の中の誰にもわかってもらえません。
そういうものなんです。

もちろん、ママ友たちと話すことで、
たくさんヒントをもらえると思います。
でも、自分の家、とは家族の構成メンバーも違うし
状況も違う。そう感じる方も多いのではないでしょうか?

他のママ友たちがしていることは、
ご自分には、そのままは使えないんです。
でもね、もしも正直に話すことが出来るのであれば、
同じ「お母さん」をしている人たちから、
こういう工夫をしているんだなあ、と、
そのヒントをたくさんもらえます。
そしてそれは素晴らしいことなんです。
ゲーテがメルヘンの中で「光よりも素晴らしいものは?」「対話」
と言っているように、もしもそんな風に話せることのできる人がいたら、
人生は光よりも素晴らしいもので満ちていきます。
でも、同じではありません。

自我ゆえのこと
「自分」のことを感じ取れるのは、「自分」だけ。
そのことをシュタイナーは自我があると言っているんですね。
人は精神を持つ以上、ひとり、なのです。
そのことは時には辛いかもしれませんが、
それゆえに可能なことがたくさんあります。
 
30秒、静かになる
一日に一度、しずかな30秒をみなさんに贈ります。
言語造形家として、お母さん方にひとつ、
簡単なレッスンをご紹介します。

「しー」を入れる
できれば立ってしてくださいね。
いつでも歩けるように、アクティブに立ってください。
WORTEでは、この立ち方をもって直立、と呼んでいます。

それから胸に聞き手の手を当てます。
手のひらが胸につくようにしてください。
そして少しうつむきます。
「しー!」と言います。
静かにしてという風にしーを発音してください。
言い終わったら、お顔を上げてください。
 
これだけで、心が静かになります。
そしてふと思ったことを大事にしてください。

今日は夕飯作らないで、買ってきたものですませよう!
それも自分の好きな物を買おう。
 
パパに数時間頼んで、
行きたかった喫茶店に行こう。
 
子供達と本屋さんに行って
自分にも一冊買おう。
 
などなど、閃いたことをしてみてください。

失敗?
失敗したっていいじゃないですか。
次を工夫すればいいんです。
 
 
一日に一回の静けさ
一日に一つの贈り物
この時間がだんだん、
子供や周囲を理解する力にもなっていきます。

三日間続けてみてください
静かになったかどうか、考えなくて大丈夫です。
静かになってます。
もしも、静かになったかしら?と不安に思ったり、
わからなかったとしたら、三日続けてください。

きっと「自分」が違うはずです。
それでいいんです。

自分がしたいことをひとつ、自分にしていいよ、と許可を与える。
そのためには自分が何をしたいのか、
自分の生活の中で何が可能か、
感じ取ることが必要です。
きっとその準備になります。
これをするだけでも、一日が違います。
トイレでもお風呂でもいいです。
お一人になってしてください。
これはとても効果があります。
 
それではまた来週!


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