言語造形人間学 「お客様(聞き手)は、最初か、最後か?」
言語造形人間学 「お客様(聞き手)は、最初か、最後か?」
みなさん、こんにちは! 恵矢です。
今日はビジネスの考え方から、ことばについて
お伝えします。
「プロダクト・アウト」
「マーケット・イン」
ご存知の方も多いと思いますが、マーケットの言葉です。
「プロダクト・アウト」は
まずは商品を作り、それから売ることを考えます。
「マーケット・イン」はその逆。
市場のニーズを見て、それから商品を作る。
マーケットでは、昨今では、お客様のことをまず第一に考える
「マーケット・イン」がいいとされています。
じつはことばも同じ!
と、シンプルに行きたいのですが、
同じであり、
かつ、違うのです。
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実は、どちらが重要かは、タイプによって違うのです。
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外交的な人と、内向的な人の話をしましたね。
ヴォルテではもっと正確な分け方と見分け方をしていますが、
それは紙面ではわかりづらいですし、
レッスンにいらしてくださった方のために
とっておきますね。
ここでは外交的、内向的、という分け方でお話しします。
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外交的な人は、まずお客様(聞き手)ありきの人たち
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でも……中身がなくなりがち。
つまり、(話題性はあっても)商品がカスカス。
外交的な人が話すと、一回目は面白いです。
二回、三と聞くと、飽きてしまいます。
いつも同じなんです。
どのお話を話しても、どんな登場人物を話しても、
いつも同じ。
本人だけがそれに気づかず、すごく生き生きしている。
その「アイラブミー」さに、げんなりします。
外交的な人は、お客様(聞き手)に届ける力は持っているので、
商品(中身のある話)をしましょう。
そしてたいていは稽古嫌いなので、
技術が拙かったり、粗削りだったりします。
謙虚に技術を磨きましょう。
つまり外交的な方は
「プロダクト・アウト」を目指しましょう!
と、なります。
せっかく溢れんばかりの情熱があるのですから、
空回りでは、残念すぎませんか?
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内向的な人は、中身はある
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でも聞き手のことは考えていない。
イコール 話が下手。
話が下手。
グサッときますね。
でもことばって誰も直してくれません。
自然と学んで、自然と使って……
下手の形は、お一人ずつが抱える症状で
その形はいろいろなんです。
話が分かりづらい。
話が長い。
声が小さい。
声が聞き取りづらい。
発音が明瞭ではない、などなど。
せっかく伝えるべき豊かなものを
お持ちなのに、伝え方を知らないのは
もったいないですよ!
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「ことばは贈り物」
わたしはそう言ってレッスンしています
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外交的な人は、贈り物ももたず、
聞き手のところへ行ってしまう。
だから「プロダクト・アウト」をまずしましょう!
そんなレッスンアプローチになります。
内向的な人は、贈り物はあるのに、
手渡し方を知らない。あるいは、手渡さない。
だから聞き手のことを考え、
聞き手に届けるレッスンがメインになります。
「マーケット・イン」を最初から考えていくわけです。
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ことばのレッスンには、自分がどのタイプなのか、
どのような分け方があるのかを知ることが
最初はそれだかが、大事!
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そう言っても過言ではありません。
タイプによって真逆になるわけですから。
想像してみてください。
外交的な人が、さらに外交的になり、
自分を省みなかったら?
内向的な人が、さらに内向的になり、
自分から出られなくなったら?
すでにそのように分析できる出来事は
社会でたくさん起っていますね。
でも、個人の幸せを考えても、
自分のタイプも知らずに、
我流でことばを学んだり、
数日だけのレッスンを、自分とは違うタイプの講師から、
自分とは違うタイプのレッスンメソッドで直したりすると……
どうなるでしょう?
たくさんの不要な混乱が起きます。
ハイテンション過ぎて、嫌な人になる。
レッスン中、自分はやっぱりできない、と
実は落ち込む。
やっぱり外交的な人じゃないと、ことばは無理なんだと
誤った最終判断をする。
などなど。
枚挙にいとまがありません。
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ことばと声のレッスンは、たくさんあります。
でもタイプ別のアプローチの違い
それが重心、姿勢、言葉遣い、考え方、
そして声、言葉の音(母音、子音)にどう表れ、
どう対処できるのか。
これをレッスンできるのは、わたしだけだと自負しています。
まさにライフチェンジングな体験です。
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ことばは、人です
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どんなことばか、わかることで、
どんな人か、がわかります。
成功のステップでの落とし穴も、
コミュニケーションでの難点も、
表現を磨く際のウィークポイントも
ヴォルテでは効率的に学べます。
こういったことが学べる一年集中コースやメルマガを考えています。
ビジネス、人間関係、生きがい、そういったことの
全てのカギを握るもの。それは自分です。
自分が好きになります。すべてはそこから変わります。
自然と、です。
ハイテンションになるセミナーとか
いい人ぶるセミナーとか、、
そういうものとは一切関係ありません。
そんなものは一時的だし、
なにをしているかは本人は芯ではわかっているので
ご本人が幸せになれません。
なによりも、聞き手には丸見えですから。
一年講座をスタートする前に、
Pre講座をスタートさせます。
お一人ずつを見ていくレッスンを含みますので、
多人数は教えられません。
Preでは定員10名を考えています。
ですので、残念ながら、お断りする可能性もあります。
それではよい週末を!
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