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言語造形からの贈り物12 ~な行(N)からわかることその2~

言語造形からの贈り物12 ~な行(N)からわかることその2~

2015年08月06日(木)

言語造形からの贈り物12 ~な行(N)からわかることその2~
な行のお話しです。
「な」で舌が出てしまう人に共通する特徴、
ふだん気をつけられることについて、今日はお話します。

案外多い
「なにぬねの」で舌が出てしまう人は、案外多いです。
10人いると1~2人、多いと3~4人いらっしゃいます。
前回も書きましたが、直接触られている感じがして、
ハッとしてその方を見ると舌が出ているので気づく。
そんな風に聞こえます。

映像の人 内に入る力が強く、自分の内にいる
 歩く速さと話す速さは同じですというお話をしました。

ゆったりの方は映像のタイプ、速い人は動きのタイプとWorteでは言っています。
舌が出てしまう人のなかには、映像のタイプの人が多いです。

 その人に意見を聞くと、考えながら話したり、なかなかはっきり言い切らない場合が多いです。
外の世界とは関係なく、例えばおせんべいを食べる時に、
はじからグルグル食べることをそっと楽しむ、など
人といるときにも、独特の自分の楽しみを持っている人が多いです。

 舌が出る場合、その楽しみがニョロっと外へ出てしまう感じがします。
一緒に楽しめる場合もありますが、たいていは残念なことに
一緒には楽しめないことのほうが多いんですね。

お話しではどう現れるか?
 Worteでは童話や昔話を仕上げていくレッスンをしているのですが、
お話を仕上げる場合には、あらすじとは全く関係のない場面を挿入したり、
登場人物の会話では、「え?それなんの仕草ですか?」という仕草を入れたりします。

こだわり
 「これは登場人物が帽子をかぶったんです」と答えが返ってきますが、
帽子はお話のどこにも出てこないので、

「それはどうしても入れたいのなら、入れてもいいですけど、
聴いている人にはわからないですよ」とお答えします。
それからもちろん、他にしたほうがよいアドバイスとレッスン方法をお伝えします。
「その上で余力があれば、帽子の仕草を入れてみたらいかがですか?」と。


マイワールドは炸裂できる!
 こだわりを持っている人が、お話、聞き手など外の世界を意識に入れていけるようになると、

素晴らしい表現を作り出すことができます。
舌が出ているから悪いというわけではないんですね。


舌が出ている人で直せたのは一人だけ
 前回もお話したようにシュタイナーは「ことばの病」と厳しい言葉で表現しています。

心身が健康な場合、舌は出ないようになります。ただ相当決意と稽古が必要です。
Worteのレッスンで多くの方にお目にかかりましたが、
決意と稽古で舌がでなくなった人はお一人だけでした。

今では素晴らしい話し手になっています。

ほかの人との共同作業に気をつけましょう
 舌が出ている人は、ほかの人と共同で何かを作り上げていく場合、
こだわりや思い込みに気をつけるとだいぶ違ってきます。
一緒に仕事をするときはもちろんですが、食べにいったり、遊びに行ったり、旅行に行ったり、
そういうものも含めて、人と何かをするとき、相手が何を言っているのか、
相手が何をしたいのか、何をしたくないのか、を尊重することで、自分のこだわりを超えることが可能です。

相手の好きなことをメモ
 メモをしてみるといいですね。
 相手が何を好きなのか、メモしてみてください。
 Worteの個人レッスンでこんな方がいました。
「お子さんが何を好きなのか、食べ物でもなんでもいいですから

10個書いてください」とお伝えしたのですが、できませんでした。
いま高校生のお嬢さんが子どものころ、好きだった虫のことだけしか覚えていない、という方もいて、
やはり相手を全く見ておらず、ご自分の中にとどまっているのでした。
舌が出てると気づいた方は、それだけでもすごいです。
一歩進んで、メモをしてみてください。
自分がしたいことと、メモを見比べてください。
どうすればみんながハッピーになれるか?


 次回は舌が出ていることを言語造形的に説明いたします。
レッスンについてもお話します。

言語造形人間学について
言語造形人間学は恵矢のオリジナルの造語です。
シュ タイナー夫妻の始めたこと ばの芸術、言語造形を20年間実践し、ことばの音(子音、母音)と身体や動き、意識との関係、人間の成長との関係などを研究してきました。お話を教えるこ と、オリジナルの言語造形練習文を個人レッスンで各自に適応することで、その確実さを確認してきました。言語造形人間学は、シュタイナーの言語造形の精神 が結実したものです。ヴォルテのレッスンは、言語造形人間学に基づいて行われます。またヴォルテの上級クラスでは、集中講義としてその理論の講義を受ける ことができます。



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